Google翻訳で「lorem ipsum」を英訳したら結果が意味深だった(過去形)。
Google翻訳の暗号騒動:ダミーテキストをGoogleに翻訳させた結果 « WIRED.jp
※現在はこのバグ(?)は修正されているとのこと。
ネタ元サイト*1のコメント欄で指摘されているように、ハッカーイベントのDEFCON@22*2で参加者に配られたバッジの暗号(解読すると何かもらえるらしい)を解いていくと現れる問題文*3に関係している可能性が高く、そのために誰かがGoogle翻訳の機械学習データに偽の翻訳文を登録したのが原因らしい。
この手のことは過去に何度か起きており、2010年頃にはlorem ipsumを英訳するとHello Worldになることが話題になったことがあったようだ*4。
今年の1月にはローマ法王フランシスコの本名Bergoglioを翻訳するといくつかの言語で何故かAntichrist(反キリスト)となることがキリスト教圏で問題になっている*5。
その少し前、同様にBergoglioを翻訳するとbetter world(より良き世界)となることが一部で話題になっていて*6…それがベルゴリオというイタリア語の正確な翻訳になっているのかは分からないが、誰かが悪意で仕掛けたイタズラだった可能性がある*7。
*1:Lorem Ipsum: Of Good & Evil, Google & China — Krebs on Security
*2:DEF CON® 22 Hacking Conference
*3:Team PotatoSec — DEFCON 22 Badge Challenge
*4:有名なダミーテキスト「Lorem ipsum……」の意味はHello Worldだった - つやてざニュース
*5:Google-Translator liefert skandalöse Übersetzung: Bergoglio = Antichrist › Katholisches.info
*6:Pope Bergoglio Easter Egg: "A Better World" for Google Translate
*7:Who Antichrist - parentsfortruth translate google com#euenBergoglio Hmm coincidence Huh N